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水のコラム

トイレつまりを自分で解消!薬剤の選び方と使用方法のコツ

2025年04月30日 トイレ

トイレつまりは日常生活で突然起こる厄介なトラブルです。別の場所で代用するわけにもいかないため、できるだけ早く解決したいものです。

本記事では、家庭にある薬剤や市販の洗剤を使って自分でトイレつまりを解消する方法と、つまりの原因別に効果的な薬剤の選び方や正しい使用方法、さらには予防法も紹介します。トイレトラブルにお困りの方はぜひ参考にしてください。

ただし、薬剤で解消できないケースもあるため、その見極め方や専門業者に依頼するタイミングについても触れていきます。

トイレつまりの主な原因とタイプ

トイレつまりを効果的に解消するには、まずつまりの原因を正しく把握することが重要です。原因によって適切な対処法や使用すべき薬剤が異なるため、状況を見極めることが効率的な解決につながります。

主なトイレつまりの原因は以下の3つに分けられます。それぞれの特徴を理解して、適切な対処法を選びましょう。

トイレットペーパーや排泄物が原因のつまり

トイレつまりの最も一般的な原因は、トイレットペーパーや排泄物によるつまりです。一度に大量のトイレットペーパーを使用した場合や、節水を意識するあまり水量を少なく流した場合に発生しやすいトラブルです。

トイレットペーパーは水に溶けるように作られていますが、大量に使用すると溶けきる前に排水管のキャパシティを超えてしまい、つまりの原因となります。このタイプのつまりは比較的解消しやすく、家庭にある薬剤で対処できることが多いです。

水に溶けない異物が原因のつまり

次に多いのが、水に溶けない異物によるつまりです。ティッシュペーパーやおむつ、生理用品などの吸水性のあるものや、誤って落としたスマートフォンやアクセサリーなどの固形物が原因となります。

水に溶けない異物の場合、薬剤を使っても解消する可能性は低く、むしろ状況を悪化させることもあるため注意が必要です。

尿石が原因のつまり

トイレを長期間掃除せずに放置すると、尿石という黄ばみ汚れが便器や排水管に付着します。尿石は尿に含まれる成分と水道水のミネラル分が反応して結晶化したものです。

初期段階では掃除で落とせる程度ですが、放置するとどんどん頑固な汚れとしてこびりつき、排水管に堆積します。尿石自体がつまりを引き起こすことは稀ですが、堆積した尿石にトイレットペーパーなどが引っかかることで、つまりに発展するケースがあります。

尿石が原因のつまりには、アルカリ性の汚れを中和する酸性の洗剤が効果的です。

トイレつまりに効果的な薬剤と使用方法

トイレつまりに対して効果的な薬剤はいくつかありますが、つまりの原因によって適した薬剤は異なります。家庭で使える一般的な薬剤とその使用方法について見ていきましょう。

薬剤を使う前に行うべき準備

薬剤を使用する前に、以下の準備をしておくことで安全かつ効果的につまり解消が行えます。

まず、トイレの止水栓を閉めましょう。止水栓はトイレタンクへの給水管に取り付けられており、閉めることでトイレへの水の供給がストップされ、水が溢れる心配はなくなります。

次に、暖房便座や温水洗浄便座の場合は、電源プラグを抜いておきましょう。水が溢れたり作業中に水がはねたりする可能性があるため、感電防止のために必ず行います。

薬剤の中にはにおいがきついものもあるため、作業前には換気を行いましょう。塩素系漂白剤と酸性洗剤を混ぜると有毒な塩素ガスが発生するため、絶対に混ぜないよう注意してください。

最後に、つまりの原因を確認しましょう。何を流したのか、どのような症状かから原因を推測し、対応する薬剤を選びます。

重曹とお酢(またはクエン酸)

重曹とお酢(またはクエン酸)を使った方法は、軽度のトイレつまり解消によく使われる家庭的な方法です。

【必要なもの】

  • ●重曹:50cc(約1/4カップ)
  • ●お酢またはクエン酸:100cc(約1/2カップ)
  • ●50℃ほどのお湯
  • ●バケツやコップ

 

【手順】

  1. 1.便器内の水位が高い場合は減らします
  2. 2.排水口部分に重曹を入れます
  3. 3.重曹の上からお酢またはクエン酸を注ぎます
  4. 4.50℃ほどのお湯を便器の半分くらいまで注ぎます
  5. 5.発泡したら1時間ほど放置します
  6. 6.高めの位置からバケツで水を注ぎ、流れを確認します

アルカリ性の重曹と酸性のお酢やクエン酸が反応して発泡することで、つまりを緩める効果があります。環境にも優しく、トイレの掃除にも使えるので常備しておくと便利です。

サンポールなどの酸性洗剤

サンポールなどの酸性洗剤は、尿石のような黄ばみ汚れによるつまりに効果的です。

【必要なもの】

  • ●サンポールなどの酸性洗剤
  • ●ゴム手袋・マスク(安全のため)
  • ●トイレ掃除用ブラシ

 

【手順】

  1. 1.便器内の水をできるだけ減らします
  2. 2.ゴム手袋とマスクを着用して、酸性洗剤を便器に注ぎます
  3. 3.製品の指示に従って15分ほど放置します
  4. 4.トイレブラシでこすり、付着した尿石を落とします
  5. 5.十分に水で流して洗い流します

酸性洗剤を使う際には必ず換気をし、肌や目に触れないよう注意してください。また、他の洗剤(特に塩素系漂白剤)と絶対に混ぜないでください。

食器用洗剤とお湯

食器用洗剤とお湯の組み合わせも、軽度のトイレつまりに効果的です。

【必要なもの】

  • ●食器用中性洗剤:100cc程度
  • ●50℃ほどのお湯
  • ●バケツ

 

【手順】

  1. 1.便器内の水位を下げます
  2. 2.食器用洗剤を排水口に注ぎます
  3. 3.お湯を便器の半分くらいまで注ぎます
  4. 4.30分ほど放置します
  5. 5.高い位置からバケツで水を注ぎ、水の流れを確認します

食器用洗剤の洗浄力でつまりの原因となっている汚れを分解し、お湯の力で流れやすくする仕組みです。家庭に必ずあるアイテムを使えるため、急なつまりに対して試してみる価値があります。

過炭酸ナトリウム

過炭酸ナトリウムは、弱アルカリ性の漂白剤で、酸素の力で汚れを分解する効果があります。

【必要なもの】

  • ●過炭酸ナトリウム:大さじ1程度
  • ●ぬるま湯
  • ●バケツ

 

【手順】

  1. 1.便器内の水を減らします
  2. 2.過炭酸ナトリウムを便器内に入れます
  3. 3.ぬるま湯を注ぎます
  4. 4.30分ほど放置します
  5. 5.水が流れるか確認します

過炭酸ナトリウムは100円ショップやドラッグストアでも購入できます。環境に優しい漂白剤として、安心して使えるでしょう。

薬剤を使う際の注意点

薬剤を使用する際は、いくつかの注意点があります。

まず、使用する薬剤の説明書や成分表をよく確認してください。薬剤によって用法・用量が異なるため、しっかりと守りましょう。

次に、絶対に異なる種類の薬剤を混ぜないでください。特に塩素系漂白剤と酸性洗剤を混ぜると有毒な塩素ガスが発生し、非常に危険です。

また、強力な薬剤を使用する際は、必ずゴム手袋やマスクを着用し、肌や目に触れないよう注意しましょう。万が一付着した場合は、すぐに大量の水で洗い流してください。

薬剤だけに頼りすぎるのも禁物です。つまりの原因や状態によっては、薬剤では解消できないケースもあります。効果が見られない場合は別の方法を検討しましょう。

トイレつまりを予防するコツ

トイレつまりは解消するより予防する方が簡単です。日常的な使い方や定期的なメンテナンスを心がけることで、トイレつまりのリスクを大幅に減らせます。

適切なトイレの使い方

トイレつまりを防ぐには、まず適切な使い方を心がけることが大切です。

一度に大量のトイレットペーパーを流さないようにしましょう。必要以上の量を使用すると、排水管に負担がかかってつまりの原因となります。

また、トイレに流してはいけないものを把握しておくことも重要です。ティッシュペーパー、おむつ、生理用品、ウェットティッシュ、綿棒などは水に溶けにくいため、トイレには絶対に流さないでください。

過度な節水も逆効果になることがあります。水が少ないと十分な水圧が得られず、汚物が完全に流れきらない原因になります。特に固形物を流す際は、十分な水量で一気に流すのが効果的です。

定期的な掃除とメンテナンス

トイレの定期的な掃除は、つまり予防の基本です。週に1回程度のこまめな掃除で、尿石や水垢の蓄積を防ぎましょう。

便器の掃除には、トイレ用洗剤だけでなく、重曹とお酢を使った自然な洗浄方法も効果的です。重曹を振りかけてからお酢をかけると発泡し、汚れを浮かせる効果があります。

また、月に一度は強力な洗剤を使った徹底清掃を行うと良いでしょう。便器の黄ばみや尿石が蓄積する前に定期的にケアすることで、つまりのリスクを減らせます。

トイレの水の流れに違和性を感じたら、早めに対処することも重要です。水位が通常より高くなる、流れる音が変わる、水が完全に引くまでに時間がかかるなどの症状があれば、つまりの前兆かもしれません。

山陰地方でトイレ用品が揃うおすすめホームセンター

トイレつまり解消や予防に必要な道具や薬剤は、ホームセンターで簡単に手に入ります。山陰地方のおすすめホームセンターをいくつか紹介します。

コーナン東出雲店

住所:島根県松江市東出雲町錦新町8丁目1番4号

営業時間:8:00〜20:00

日用品から洗面台、シンクまで豊富な品揃えで、トイレ用品も充実しています。駐車場も広く、買い物がしやすい環境です。

スーパーホームセンターいない 松江田和山店

住所:島根県松江市田和山町75

営業時間:7:30〜20:00

大きなホームセンターで、案内板が見やすく、豊富な品揃えです。親切な店員さんがいるので、トイレ用品の購入にもおすすめです。

カインズFC鳥取店

住所:鳥取県鳥取市古海字西加路田590

営業時間:9:30〜20:00

幅広い品揃えとなっています。価格も安く、品質も信頼できるため、お買い得な商品を探している方にもオススメです。駅からも徒歩で行ける便利な立地です。

これらのホームセンターでは、ラバーカップ(スッポン)やトイレブラシなどの道具類から、サンポールなどの洗剤、重曹やクエン酸などの自然派洗浄剤まで幅広く取り揃えてあるためとても便利です。

自分で直せないトイレつまりは水道業者へ

トイレつまりを自分で対処するといっても、原因によっては限界があります。トイレつまりの状況を見て、自分での対処が難しいと判断したら早めに専門家に相談することが問題の早期解決につながります。

プロに依頼するべき状況

以下のような状況では、自分での対処を諦めて専門業者に依頼しましょう。

  1. 1.薬剤や道具を使っても解消しない場合
  2. 2.水に溶けない異物を誤って流してしまった場合
  3. 3.つまりが頻繁に繰り返し発生する場合
  4. 4.複数の排水口で同時につまりが発生している場合
  5. 5.つまりと同時に水漏れなど別のトラブルも発生している場合

こうした状況は、排水管の奥や建物の配管システムに問題がある可能性があります。また、自分で行った対処に失敗し、状況を悪化させてしまうリスクも起こりやすいです。素人が強い薬剤を使ったり、無理に道具を使ったりすると、便器や排水管を傷めることがあります。

上記の状況が発生したら、一般家庭では対応できない専門的な技術や道具が必要となるため、無理に自分で解決しようとせず早めにプロの手を借りることが重要です。

トイレつまりのトラブル解消は「さんいん水道職人」へ

山陰地方でトイレつまりにお困りなら、「さんいん水道職人」がトラブルを迅速に解決いたします。水道局指定工事店として島根県と鳥取県の広域をカバーしており、高度な専門知識と技術で安心して依頼できます。

急なトイレトラブルに対応できるよう、24時間365日受付を行っており、年末年始やお盆でも変わらずサービスを提供することが可能です。お電話をいただいてから最短30分〜1時間程度で現地へ駆けつけ、お客様の生活への影響を最小限に抑えます。

「さんいん水道職人」では、市販の薬剤では対応できない頑固なつまりも、専用の道具や効果的な薬剤を使用して解消します。また、作業前には詳細な見積もりを提供し、お客様が納得した上で修理を開始するため、追加料金の心配がありません。

お支払いは現金だけでなく、クレジットカード、銀行振込み、QRコード決済、コンビニ支払いなど、お客様のご都合に合わせた方法を選択いただけます。

自分での対処が難しい場合や、薬剤を使っても解消しない場合は、無理に続けずプロの手を借りることをおすすめします。

島根・鳥取のトイレのつまり・水漏れは、水道修理の専門店「さんいん水道職人(山陰水道職人)」

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