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水のコラム

ウォシュレットの故障?水が止まらないときに確認すべきことや対処法

2022年06月24日 トイレ

自宅のトイレのウォシュレットの機能がうまく作動しなかったり、水が止まらなくなって困ったことはありませんか?とくに、水が止まらなくなった場合、放置し続けると水浸しになってしまい、トラブルがさらに拡大してしまいます。

その際、使用しているウォシュレットに適した方法で対処しないとトイレごと使用できなくなる恐れがあります。では、ウォシュレットが故障したらどのような対応を取ればよいのでしょうか?

今回は、ウォシュレットの故障時や水が止まらない時に確認すべきこと、その対処法について解説します。

ウォシュレットの水が止まらない原因

ウォシュレットの水は、ノズル部分から発射される構造です。

そのため、ノズル付近をまず確認することにはなりますが、水が止まらない症状には、いくつかの原因が考えられます。
ここでは、ウォシュレットの水が止まらない原因について解説します。

リモコンの電池切れが原因
ウォシュレットの水が止まらない場合、原因の一つにリモコンの電池切れが考えられるでしょう。基本的にリモコンは、便座の横の壁などに設置されている場合が多いですが、便座の横の壁についている場合は、ウォシュレットを遠隔で操作するためのものとなっています。

つまり、リモコンの電池が切れてしまうと、遠隔操作ができなくなり、ウォシュレットの水が止まらなくなるという症状が発生してしまいます。

電源に関する不具合が原因
ウォシュレットから水が止まらなくなる場合の多くは、作動させた時に止まらなくなるケースが多いでしょう。その場合、電源付近に問題が発生していると考えられます。電源に不具合が生じると、ウォシュレットのノズルから出る勢いそのままに、水が止まらなくなるという症状が起こり得るでしょう。

ウォシュレットの水が止まらないときに確認すべきこと

ウォシュレットの水が止まらない時は、電源付近やリモコンが原因となる可能性が高いですが、それ以外にも確認すべきことがあります。この部分は大丈夫だと確信していても、案外確認ポイントを見落としている場合もありますよね。

ウォシュレットの水が止まらない時の確認方法には、自分で確認できる方法がいくつかありますが、まず自分でできる方法で確認して、水が止まらない症状を解決できるのか確かめましょう。では、具体的にどのような場所を確認すればよいのでしょうか?

ここでは、ウォシュレットの水が止まらない時に確認すべきことについて解説します。

止水栓を閉めて、一旦水の流れを止められるか確認
ウォシュレットの水が止まらない時には、止水栓を閉めて水の流れを一時的に止められるか確認しましょう。トイレタンクの左右どちらかに、壁や床からタンクへつながっている給水管があるので、その給水管に止水栓があります。

マイナスドライバーを使用して閉める場合と、手で回せる場合があるので、状況に応じて対応しましょう。もし、止水栓の場所がわからない場合は、水道の元栓から閉めてしまいましょう。

止水栓を閉める際、何回回して閉めたかを必ず覚えておきましょう。止水栓は、水の量を調節している役割があります。もし、ウォシュレットのトラブルが解消できた場合、次に使い始めるタイミングで、元の水量に戻す必要が出てきてしまいます。

回数がわからなくなると、微調整を繰り返すことになり、非常に手間と時間がかかるので、メモなどに控えておくとよいでしょう。

ウォシュレットや温水便座の電源コードを抜いてみる
ウォシュレットの水が止まらない際にむやみに対処しようとすると、漏電や感電してしまう恐れがあります。必ず、ウォシュレットや温水便座の電源コードを抜いておき、安全を確保しましょう。

また、電源コードは水に濡れると危険なので、ビニールなどで保護しておくとより安全です。電源コードを抜くことで、ウォシュレットの水が止まる可能性もあります。

ウォシュレットの水が止まらないときの対処法

ウォシュレットの水が止まらない時は、素早い対応が大切です。では、どのような方法で対処すればよいのでしょうか?

先程紹介した、リモコンや電源プラグなどの電気関係の対処法について解説します。

リモコンの電池が切れている場合
リモコンの電池が切れていることが原因で水が止まらなくなってしまった際は、まず、コンセントを抜いたり、主電源のスイッチを押してみるなどの対応を試してみましょう。電源を切ったら、再び電源を入れ直します。これによって、リモコンが正常に作動するようなら、水を止めることができるでしょう。

電源に不具合がある場合
電源の不具合によって水が止まらなくなってしまった場合、ウォシュレットの電源をリセットすることで対処できるかもしれません。リセットする方法は、まずコンセントを抜いて、再度差し込んでみましょう。その後、電源プラグのリセットボタンを押してみて、主電源のスイッチによってリセットすることで改善される場合があります。

このリセット方法で水が止まるようであれば、問題なく使用できるでしょう。

自分で対処するのが難しい場合は業者に依頼

ウォシュレットから水が止まらなくなるトラブルを自分で対処できない場合は、業者に依頼して対処するようにしましょう。業者によっては、適切なウォシュレットを選定するところから行ってもらえます。

また、自分で修理しようとした時、修理しようと思ったが逆に壊してしまったなんてトラブルも起きません。トイレを修理する業者の中でも、ウォシュレットなどの機械系も取り扱っている業者を選ぶ必要があります。

ウォシュレットを修理する機会はそう多くはないので、どのような基準で業者を選べばよいか迷ってしまいますよね。ここでは、ウォシュレットの修理を業者に依頼する際のポイントを解説します。

取り付けにかかる費用を確認
実際に修理に取り掛かる前に、どのくらいの費用がかかるかを確認しておきましょう。基本的なウォシュレット修理にかかる費用の内訳は、配管や止水栓などの部品の交換費用、ウォシュレットの本体費用と古いウォシュレットの撤去費用、出張費や駐車場料金などになります。
取り付ける環境や機能によって費用に差はありますが、一般的に合計約1万円から2万円とされています。また、コンセントや配線の電気工事が必要な場合は、追加で費用が発生することがあるので、事前に確認しておきましょう。

取り付けにかかる時間
ウォシュレットの修理、取り付けにかかる時間は約30わから2時間が平均です。ただし、トイレの広さによる工事のしやすさや床と壁の施工の有無によって時間は変動するでしょう。また、何人がかりで取り付けを行うのかによっても、かかる時間が変わるので、業者の担当に問い合わせておくのがおすすめです。

新品のウォシュレットを持ち込んで修理ができるか
ウォシュレットを自ら準備する必要なく、業者が本体から持ち込んで取り付けるケースがあります。トイレの適合性や機能によっては、うまく設置できないケースがあるため、プロの判断に任せるのがベストでしょう。
しかし、機能や使用するメーカーにこだわりがある人は、自分で新品のウォシュレットを持ち込んで取り付けてもらえるかを確認の上、依頼するようにしましょう。この場合は、万が一取り付けられなかったというトラブルを防ぐため、事前にモデルや適合性をしっかり確認し合うことが大切です。

まとめ

この記事では、ウォシュレットの水が止まらない時に確認すべきことや対処法について解説しました。
トイレの水漏れとは異なり、ウォシュレットは機械で動いているため、自分で対処するのが困難な場合が多いのが特徴です。しかし、電源周りの確認など、自分でできることは少なからずあるので、とっさのトラブルに対応できるように最低限の確認方法は身につけておきましょう。
すぐに業者に依頼するのではなく、自分でまず試してみて原因を特定し、対応することが大切です。

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