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水のコラム

キッチンリフォームにかかる日数は?工期を短縮するための方法

2022年06月25日 キッチン

古くなったキッチンを新しくする時に行うキッチンリフォーム。しかし、キッチンは毎日使う場所というだけあって、工期がどのくらいかかるのか気になりますよね。

工事中は、調理はもちろん、水も流せなくなるので、生活リズムに大きく影響します。では、キッチンリフォームに必要な日数や工期をなるべく短くさせるにはどうすればよいのでしょうか?

今回は、キッチンリフォームにかかる日数や工期を短縮するための方法について解説します。

キッチンリフォームにかかる期間

キッチンリフォームにかかる期間は、工事内容によって大きく変わっていきます。そのため、各家庭によって工期が異なりますが、今まで使用していたキッチンと同じ場所に新しいキッチンを設置するキッチンリフォームの場合として、平均的に2日から6日くらいを考えておきましょう。

しかし、壁付きキッチンを対面式のキッチンにリフォームする場合などは、少なくとも2週間程度はかかる可能性があります。キッチンのサイズが大きいほど、必要な工期も長くなるので気をつけましょう。

新しく設置するキッチンの形式に関わらず、平均的な工期は1週間程となります。

工期が長くなるキッチンリフォームの種類は?

キッチンリフォームは、場合によって大きく工期が延びてしまいます。その中で、キッチンリフォームの種類によっては、工期が長くなる傾向の工事もあります。

予定よりも、大幅に工期が延びたなんてケースをなるべく避けるため、キッチンリフォームする際には、工事業者と完成までの日数を細かく確認しておきましょう。では、キッチンリフォームで工期が長くなりやすい工事には何があるのでしょうか?

ここでは、工期が長くなるキッチンリフォームの種類について解説します。

オーダーメイドキッチンにする場合
オーダーメイドキッチンにする場合は、工期が長くなる傾向があります。こだわりを持ってキッチンリフォームすることで、オリジナルで自分好みに使い勝手のよいキッチンが手に入ります。しかし、既製品ではなく、ほとんどの場合が1から材料を集める段階からスタートします。

そのため、オーダーメイドキッチンのリフォームの工期は、最低でも1ヶ月、場合によっては2ヶ月以上を想定しておきましょう。

また、オーダーメイドキッチンにする際、そのデザインに合うように内装もリフォームしようとすると、さらに工期が延びる可能性があるので、注意が必要です。

キッチンの場所を移動する場合
キッチンの場所を移動させる例として、壁付きタイプのキッチンを、アイランドキッチンや対面式のキッチンにする場合は、工期が長期化する傾向があります。キッチンの場所を移動させてリフォームを行う場合、一番ネックなのが配線の整理です。

キッチンを移動させるということは、水道や電気、ガスなどの配線・配管関係を新しく組み直す必要があります。そのため、キッチンのみならず、壁などの内装工事も必要になるため、工期が長くなってしまいます。

キッチンの場所を移動させる場合、およそ2週間から3週間程度の工期が必要になるでしょう。

キッチンを海外から輸入する場合
海外のキッチンは、国内にはないような機能性やデザイン性があり、取り入れてみたいと考えている家庭も多いのではないでしょうか?キッチンを海外から輸入する場合は、注文してから、実際に届くまで3ヶ月から4ヶ月程度かかります。

また、注文したいキッチンの在庫状況や材料の確保などによっては、さらに届くまでの期間が長くなります。注文する際にも、細かく段取りを行う必要もあるため、発注するまでも時間がかかります。

海外のキッチンによっては、国内製のキッチンとは材質や構造が異なる場合があるため、これらの取り扱いができる、専門の工事業者が必要になるケースもあります。限られた工事業者の場合、通常の工事業者よりも数が少ない場合が多く、スケジュール調整が難航することも考えられるため、工期が長くなってしまいます。

季節によっては工期が長くなる場合がある
季節も、キッチンリフォームの工期を大きく左右させます。キッチンリフォームの際には、材料を抱えたトラックが往来を繰り返したり、窓を開けて換気しながらの作業になるため、雨が多い梅雨の時期や台風が発生しやすい時期は休工になりやすい傾向にあります。

工事が休校になってしまうと、その分完成までの工期も長くなってしまうということになります。雨以外でも、大雪や風が強い日は工事が難航する恐れがあります。なるべく、キッチンリフォームする際には、季節や天候に左右されない時期を選ぶのがポイントです。

キッチンリフォーム完成までの流れ

キッチンリフォームには、基本的にどのタイプのキッチンにも共通して完成までの流れがあります。細かい段階をいくつも踏まないといけないので、事前に確認しておきましょう。

まず、工事業者への問い合わせや見積もりからスタートします。キッチンリフォームは、業者選びや見積もり以外にも、現地調査で、今使用しているキッチン環境を実際に確認しに来るという段階もあるため、実際工事が始められるのが約1ヶ月先と考えておきましょう。

実際に工事がスタートしたら、壁や床などを養生して、工事の汚れや傷から守っていきます。その後、キッチンを解体し、撤去して一旦まっさらな状態にします。そこからいきなりキッチンの取り付けを始めるのではなく、配管周りの組み直しを行います。

主に、ガスの配管や給排水管、電気工事になります。これらの基盤が整ったら、キッチンの土台である下地を作り、前面パネルと組み立ていきます。

前面パネルが組み立てられたら、レンジフードの取り付けやキッチンの裾付けを行います。このあたりが、最も時間がかかる工程になるでしょう。

次に、ガスコンロ・IHクッキングヒーターを取り付け、隙間を埋めるコーキング作業に移っていきます。最後に、壁のクロスの張り替えを行ったら終了です。

キッチンリフォームは、このように多くの段階を経て進んでいきます。とくに、気をつけなければならない点として、ガス配管や給排水管に関する工事です。これらは、専門の資格を保有した作業者しか取り掛かることができないため、必ずしもリフォーム業者が一貫して作業できるとは限りません。必要に応じて、別に専門業者を手配する必要があるので、注意しなければなりません。

キッチンリフォームの工期を短縮するには?

それなりに必要な段取りが多いキッチンリフォームですが、キッチンは生活になくてはならない場所なので、なるべく早いリフォームを実現させたいですよね。

工夫次第では、キッチンリフォームの工期を短縮でき、1日でも早く新しいキッチンが使えるようになるかもしれません。では、具体的に工期を短縮する方法には何があるのでしょうか?

ここでは、キッチンリフォームの工期を短縮させる方法について解説します。

キッチン周りを整理しておく
普段から、気を配ってこまめに整理している人なら大丈夫ですが、なにかとキッチン周りに物が多く汚れている場合は、事前に整理しておくことで、リフォームの工期を短縮させることができるかもしれません。

たとえば、リフォームに取り掛かる際、キッチン周りに食器や調味料などが大量に置いてあると、これらを撤去する作業から始まります。この作業で数時間取られてしまうと、非常にタイムロスになってしまいます。業者が来る前に整理しておくのがベストですが、もしうっかり忘れてしまっていた場合は、業者と協力し、ダンボールなどで仕分けておきましょう

キッチンのレイアウトを変更しない
キッチンのレイアウトを変える場合と、そうでない場合では、工期が大幅に変わります。レイアウトを変更する際、長期に渡っての工事は、どうしても避けられません。なるべく工期を短くしたいのであれば、レイアウトはそのままにリフォームするとよいでしょう。

また、工期が短くなると費用も安くなる傾向があるので、どうしてもレイアウトを変更したいという希望がない限りは、基本的にレイアウトをそのままにリフォームするのがおすすめです。

まとめ

この記事では、キッチンリフォームにかかる日数や工期を短縮する方法について解説しました。
キッチンリフォームにかかる工期は、各家庭によってそれぞれです。居住人数によっても、キッチンが使用できないと不便を感じることも多いので、状況に応じてリフォームプランを考えましょう。

その上で、理想のキッチンにリフォームして、快適に楽しく料理ができる環境が手に入れば、満足度が高いリフォームができます。

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