水のコラム
トイレットペーパーがない!緊急時の対処法と最適なストック量
トイレで一番困るのが「トイレットペーパーがないとき」 です。
温水洗浄が付いたトイレであれば、汚れを洗い流すことはできますが、拭き取るものがないため、下着を履くことに抵抗感を持ってしまいますよね。
本記事ではこのようなトラブルに遭遇した場合の対処法と、トイレットペーパーの最適なストック量についてご紹介します。
【緊急】トイレットペーパーがないときの対処法
トイレに入ったものの、トイレットペーパーがなく、出るに出られなくなった場合、どのようなもので対処すると良いのでしょうか。方法としては三つの方法があります。
■温水洗浄装置を使用する
マストな方法としては、冒頭でもお話しした温水洗浄装置を使うことでしょう。
きれいに汚れを落としてくれることから、男性女性と性別を問わず安心してトイレから出ることができます。
ただし、温水で汚れを落とすことから水滴が残っているため、自宅でのトラブルの場合は速やかにトイレットペーパーの補充をして拭き取るのが良いでしょう。
外出先でのトラブルの場合は、金銭的に余裕があるのであれば、新しい下着を購入しましょう。別店舗で再度温水洗浄装置を使って汚れをきれいに洗い流し、そのうえで新しい下着を着用することをおすすめします。
■下着を履かずに換えを取りに行く
自宅にいる場合は、下着を履かずに換えを取りに行くといった方法もあります。トイレットペーパーがトイレのすぐそばにある場合は可能ですが、来客中や友人宅へ出掛けている場合のトイレットペーパー問題に遭遇した場合はこの方法は使えません。
気の知れた友人であれば、「トイレットペーパーがないよ!」とひと言伝え、換えを取ってもらうのが安心です。
■トイレットペーパーの芯を使う
外出先などでトイレットペーパーがない状況に遭遇した場合は、芯部分をきれいにはがして拭き取るといった方法もあります。ただし、この方法が適用されるケースは「小」のみです。
外出先で「大」をした後にトイレットペーパーがないことに気付いた場合は、トイレの本体上部に手洗い部分があるのなら、トイレットペーパーの芯を水で濡らし、お尻を拭くなどして対処しましょう。
精神衛生上不快な思いをするかもしれませんが、今ある下着を身につけ、新しい下着を購入したら、コンビニなどでお尻を洗い、新しい下着を身につける方法がマストです。
トイレットペーパーが買えないときは?
災害や世界情勢などによってはトイレットペーパーが品薄になるケースも少なくありません。実際、世界中に蔓延したコロナウイルス感染症が日本を襲ったときも、SNSのデマが発端で、トイレットペーパーが品薄になったことが記憶に新しいかと思います。
パンデミックや災害など不測の事態において、トイレットペーパーが買えない場合はどのように対処すべきなのでしょうか。トイレットペーパーが手に入らず、一番代用方法としては、ティッシュペーパーを使用するといった方法が挙げられます。
しかし、ティッシュペーパーは水に溶けやすい性質ではありません。そのままトイレに流した場合、トイレが詰まりを起こし、故障を招くおそれがあります。
トイレットペーパーが品薄でどうしても手に入れられないときは、水に流せるタイプのティッシュペーパーを使用しましょう。汚れを拭き落としたら、こまめに流し、トイレの詰まりを未然に防ぐよう意識的に取り組むことが望ましいでしょう。
水に流せるタイプのティッシュペーパーも品薄で、通常のティッシュペーパーしか手に入らないときは、汚れを拭き取ったらトイレへ流さず、小さい袋に捨てるようにしましょう。このとき、ニオイが充満しないように口を固く縛ると安心です。
可燃ゴミで合わせて捨てることも問題ないので、万が一の場合はこれらの方法を取り入れ、大きなトラブルを未然に防ぎましょう。
トイレットペーパー、ストックすべき量は?
日常的にストックすべきトイレットペーパーはどれくらいの量なのでしょうか。経済産業省によると、万が一に備えた場合のトイレットペーパーの備蓄分は約1ヶ月分と推奨されています。
その内訳は、1週間で1人1ロール、1ヶ月分だと4人家族で16ロールが目安といったデータがあることから、備蓄用としては16ロールに加えて6ロールほど増やすことが望ましいとしています。
ただし、このデータはあくまで経済産業省の目安です。たとえば、女性が多い家族の場合だと、生理などによって使用量も異なります。お腹の弱いご家族がいれば、その分使用量にも変化が伴うでしょう。このように、トイレットペーパーの備蓄分は各ご家庭のライフスタイルに合わせて、1パック余分に購入しておくのが安心と言えます。
トイレットペーパーを代用してもトイレに流すのはNG
上述したように、トイレットペーパーがない場合や品薄によってティッシュペーパーを代用したときはトイレに流さないことが大切です。そもそもトイレとは、
• 排泄物
• トイレットペーパー
など、人から排出されたものとそれに伴う水に溶けやすいトイレットペーパーが流れることを想定して作成されています。つまり、それ以外のものは流さないことを前提として作られていることから、トイレットペーパーや排泄物以外は詰まりの原因になります。
基本的に、トイレに流すと詰まりを招くものは以下の通りです。
• トイレに流しても可能な猫砂、または水に濡れると固まる猫砂
• おむつ、お尻拭き
• トイレ用ウェットシート
• 食べかすや嘔吐物
• 溜まりに溜まったペットの糞
• 子供のおもちゃ
• アクセサリーなどの小物
• スマホやスマホにまつわるアイテム
• 大量に使用したトイレットペーパーやティッシュ
トイレットペーパーであってもトイレが節水モードになっていれば、水量が不足しトイレットペーパーが溶けきらずに詰まる可能性があります。このように、トイレットペーパーは使い方などによって詰まることが非常に多いのです。そのため、ティッシュペーパーなど水に溶けきらないものを流すのは御法度であることが理解できでしょう。
どうしてもトイレットペーパーが手に入らず、どうしても代用品を使わなければならない場合は、トイレへ向かう際に小さな袋を持って行き、汚れを拭いたティッシュペーパーを捨てるといった方法が望ましいです。
最近では100円均一などで消臭効果のある袋が販売されています。おむつや生ゴミを捨てるときに使える袋で、コンパクトなサイズであるため、トイレットペーパーが品薄で手に入らないときや災害時など、ティッシュペーパーで排泄物を拭いたときでもニオイを気にせず捨てられます。
万が一に備え、こういったアイテムを各ご家庭で揃えておくのも安心を担保できるのでおすすめです。
まとめ
トイレットペーパーがトイレにない場合の対処法とストックすべき量、トイレットペーパーがない場合の代用品や使い方についてご紹介しました。世界情勢や災害の多い日本にとっては、トイレットペーパーが品薄になるケースも少なくありません。
自分事に考えられない状況であっても、パンデミックやデマによっては、実際にトイレットペーパーを買えない人が多く存在した過去もあります。そういったことを常日頃考慮し、いつでもどんなことが起きても対応できるよう、備蓄しておくと安心です。
来客する、しないに限らず、トイレットペーパーのストックは常に3つ~4つほどトイレ内にキープし、どんなときでも安心して使えるトイレを維持させるよう心掛けましょう。
島根・鳥取のトイレのつまり・水漏れは、水道修理の専門店「さんいん水道職人(山陰水道職人)」
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