風呂釜の交換費用相場と業者を選ぶ際のポイントを紹介！ -さんいん水道職人 -山陰の水道修理、お風呂、トイレ、台所の排水管のつまり修理

風呂釜の寿命は10年から15年程度ですが、使用環境や使用頻度によって寿命が変化します。当然10年の間に故障したり修理が必要な箇所が出てきたりする可能性があるため、メーカーは風呂釜の製造が終わっても10年間は交換部品を提供しています。

つまり、風呂釜を10年以上使い続けると、修理の際に必要な交換部品が入手できかもしれません。風呂釜の修理ではなく、交換を検討している人は要チェックです。

風呂釜を交換する際の費用相場は？

風呂釜を交換する際の費用は、風呂釜の値段と工事費で決まります。風呂釜を処分してもらう場合等は、別途料金が発生するので注意しましょう。そして、風呂釜にはいくつか種類があり、使用している風呂釜によって交換費用が異なります。

浴槽に隣接して設置している風呂釜の場合

いわゆるバランス型の風呂釜は、浴槽と風呂釜を2本のパイプで結んで、自然対流で浴槽の水を沸かします。壁に穴を開けて貫通孔を作り吸排気をおこなっていて、追い焚きができたり、シャワーへ給湯できたりするものです。

バランス型の風呂釜を交換する際にかかる費用は、本体で6万円から10万円、施工費が4万円程度です。

浴室に隣接する壁の外に設置している風呂釜の場合

バランス釜を浴室に隣接する壁の外に設置している風呂釜です。浴室壁と浴槽を貫通させた配管を使って浴槽のお湯を屋外の風呂釜に循環させているもので、お風呂を広々と使えます。ガスを燃やしてお湯を加熱しますが、全て屋外で完結するため風呂釜自体に吸排気管が要らず、効率的にお湯が沸かせます。

工事の費用は比較的安価で5万円から6万円程度で本体が入手できて、施工費も3万円ほどです。

設置フリー型の風呂釜の場合

設置フリー型の風呂釜は屋外に壁掛けや据え置きで設置できて、給湯器と同様にポンプで強制循環します。浴槽内のお湯を給湯器に循環して、設定湯量や設定温度にしたがって沸かします。

本体の費用は9万円から15万円、交換工事費用は4万円程度と比較的高額です。

ユニットバスに交換する場合も更に費用がかかる

上記で紹介したものは全て風呂釜から同じ風呂釜に交換する際の費用です。リフォームを機に、風呂釜をユニットバスに交換する場合は、50万円から100万円程度の費用が発生します。

しかし、壁や床のリフォームや備品設置など、快適な浴室を作る場合は200万円以上する場合もあるため、十分に検討する必要があります。

風呂釜の交換はどこに依頼すればよい？

ガス会社や風呂釜メーカーなど、多くの業者が風呂釜交換に対応しています。しかしながら、交換は好きな業者に依頼すればよいわけではありません。

風呂釜を買った販売店の保証やサポートがあるため、風呂釜を購入した販売店で交換工事を依頼しましょう。つまり、交換を視野に入れながら販売店を選択する必要があります。

ガス会社

風呂釜を交換する際、自宅に供給されているガスの種類に合わせて機器を選びましょう。都市ガスやプロパンガスなど、ガスに合わせた機器を設置しなければ事故のもとになるためです。

ガス会社に効果を依頼すると、自宅に供給されているガスに適した機器を紹介してくれます。しかし、取り扱っている風呂釜の種類が若干物足りなく、割引等もあまり期待できません。ある程度予算に余裕があって、自宅のガスに適した機器が知りたい場合に利用しましょう。

メーカー

風呂釜のメーカーは日々最新のガス機器を取り扱っていたり、交換の相談に対応していたりするのが特徴です。メーカーはショールームを展開しているため、実際に風呂釜を目で見て触れられる利点があるので、使い勝手が事前に分かります。

とはいえ、メーカーが提供している機器しか体験できません。相談もメーカーに関係ある場合にのみ対応します。割引もしてもらえないケースがほとんどです。

メーカーの風呂釜を実際に体験できるのは唯一無二の利点であり、他の販売店ではおこなっていません。時間に余裕がある場合は各メーカーの機器を体験してから自分に合った風呂釜を選んでみましょう。

リフォーム会社

住宅リフォームしている会社は風呂釜の交換もしています。リフォーム会社は風呂釜をユニットバスに交換する場合や、バランス釜を屋外設置釜に変更する場合などにおすすめです。浴室全体を快適な空間にする時におすすめです。

しかし、風呂釜などのガス機器の交換は資格が必要になるため、リフォーム会社と取引しているガス器具工事店に再委託されてしまいます。したがって、風呂釜の交換だけで依頼すると料金が高額になってしまうため、トイレやキッチンのリフォームと合わせて依頼するのがおすすめです。

風呂釜の販売業者

自宅の周辺にあるガス機器を販売している販売店や工事店に依頼する方法です。販売店では、取り扱っているメーカーがいくつもあり、該当するメーカーであれば風呂釜の販売や交換をおこなってくれます。

特徴としては地域密着型であることです。連絡すればすぐに対応してくれますので、風呂釜の調子が悪くなってきたと感じる場合に相談してみましょう。

販売業者は割引してくれて、フォローやアフターサービスが手厚いため、交換や工事の際になにかあっても安心です。しかし、似たような業者が多くいるため、相見積もりを取って信頼できる業者に依頼しなくてはなりません。

業者を選び際のポイントは？

業者を選ぶ際のポイントですが、業者の実績を確認しましょう。実績が多く、評価が高い業者に相談すれば間違いありません。インターネットで口コミをチェックしてみてください。

また、お風呂は毎日使うものなので、依頼から交換までスピーディに対応してくれるかどうかも重要なポイントです。自宅の周辺にあるガス器具工事店等であれば、急に故障した時でもすぐに修理の対応を取ってくれる場合が多いので、安心して依頼できます。

フォロー体制についても確認しておきましょう。場合によっては交換後に不具合が生じる可能性があるためです。以上のポイントを押さえておくと、信頼できる業者がおのずと分かってくるでしょう。

風呂釜の交換は自分でもできる？

風呂釜の交換は自分ではできません。DIYなどで挑戦したくなる人もいるかもしれませんが、風呂釜の交換作業は資格が必要です。

風呂釜の交換はガス漏れをはじめとした、さまざまなリスクがある作業です。爆発事故にもつながりかねないので、プロの業者に相談のうえ交換してください。

まとめ

風呂釜から風呂釜に交換する場合はあまり費用がかかりません。同一機器で最新の機種に交換する場合は、紹介した費用相場を確認して予算を確保しておきましょう。しかし、リフォームで風呂釜をユニットバスに交換する場合などは、かなり費用を確保しておく必要があります。

したがって、目的に合わせて業者を選ばなくてはなりません。風呂釜は一度交換したら長く使い続けるものなので、信頼できる業者に相談して風呂釜の交換をおこなってください。

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